日本電機工業会独自のアンケート調査をもとに、
みなさんの「換気」に関するお声を集計いたしましたのでご紹介します。
(※2019年11月アンケート調査より)
「長期使用製品安全表示制度」と「長期使用製品安全点検制度」、製品を長く安全にお使いいただくために名前のよく似た2つの制度があるんです。
対象となるのは長く使い続ける製品の中で、経年劣化や故障によって火事などの大きな被害につながってしまう恐れのあるものです。
長期使用製品安全表示制度は、製品の設計上の標準使用期間と経年劣化についての注意喚起を分かりやすい場所へ表示するよう、メーカーに義務付けられるものです。換気扇は制度の対象ですので、お家の換気扇でも表示を探してみてください。
長期使用製品安全点検制度は、設置より時間のたった製品をメーカーが定期的に点検する制度です。電気式浴室暖房乾燥機がこの制度の対象です。点検は有償ですが、安全に暮らし続けるために、今からでもぜひ登録をご検討ください。
一番多かったのは、「表面を拭く程度(洗剤含む)」というご回答でした。「羽根まで外して手入れしている」と回答いただいた方も含めて、約81%の方が換気扇にお手入れいただいていることがわかりました。一方で、お手入れは特にしていない方は約19%も!
換気扇は長くお手入れしていないと、換気能力が下がったり、故障リスクが上がったり、良くないことがたくさんあります。
当サイトでは換気扇のお手入れ(お掃除)方法もご紹介していますので、ぜひ見てみてくださいね。
一番多かったのは「半年に1回程度」で約33%となりました。
そこから期間が短くなるとお手入れ頻度はぐっと下がり、「1ヶ月に1回程度」「1週間に1回程度」「週に2回以上」のご回答は合算しても約23%にとどまりました。
また、「ほとんどお手入れしない」と答えた方は約18%で、1/5近い件数となりました。
こまめなお手入れは、換気扇の換気能力を保つためにも大切です。今お手入れをしていない方は、定期的なお手入れの習慣を作ってみませんか?
「ベトベトしてさわりたくない」「汚れがなかなか落ちない」という回答が、いずれも1/4を上回りました。
キッチン換気扇には飛び散った油などがこびりつき、落ちにくいベトつきの原因となっています。
時間が経てば経つほど油が乾いて落ちにくい汚れになってしまいますので、こまめなお掃除で落ちにくくなる前に対処するのがオススメです!
また、「掃除しにくい位置にある」という回答も約25%と大きな割合を占めました。
キッチン換気扇は高いところや、フードが付いて手の届きにくいところに設置されることがほとんどです。
ですが最近は、そんな位置についていてもお手入れしやすい仕組みの製品もあります。
お掃除しやすい換気扇へお取替えするのも、ご検討してみてはいかがですか?
「換気機能」「使用していない」と回答された方が合計で約47%となりました。
浴室換気乾燥暖房機を換気機能だけで使うのはもったいない!
浴室のカビ防止に効果的な浴室乾燥機能や、梅雨時など屋外に洗濯物を干しにくい時期に便利な衣類乾燥機能、寒い冬に暖房機能など、様々な用途で役立つのがすごいところなんです。
お家に設置されている方は、ぜひ有効にご活用くださいね。