ご家庭などで長期間ご使用される製品は、使用期間に応じて内部の部品などが徐々に劣化していきます。 この経年劣化によって引き起こされる発火、けがなどの事故を未然に防ぐことを目的として、平成21年4月1日から『長期使用製品安全表示制度』が施行されました。 対象となる5製品については、使用する方が見やすい位置に、設計上の標準使用期間と経年劣化についての注意喚起を表示することが義務づけられています。
対象となる製品には、製品の正面や側面など使う方が見やすい位置に、右のような表示がされます。
その他にも設置する製品によって、目線あたりの高さに設置する場合は側面、高所に設置する場合は下面など、使用者が確認しやすい位置に表示される場合があります。
対象製品に表示される設計上の標準使用期間とは、メーカー無償保証期間ではなく、安全上支障なく使用できる標準的な期間のことです。
設計上の標準使用期間を超えて製品を使用する場合、また、すでにご家庭で長期使用されている対象製品がございましたら、改めて使用年数などをご確認のうえ、経年劣化による発火やけがなどの事故にご注意ください。