所有者のみなさまへ(特定保守製品の消費者、賃貸業者等の方へ) 特定保守製品の所有者は、以下の責務を負います

(1)特定製造事業者等への所有者情報の提供の責務

特定保守製品の製造・輸入事業者(特定製造事業者等)に対して、所有者情報を提供(登録・変更)しなければなりません。 さらに、製品事故が生じた場合に他人に危害を及ぼすおそれがあることに留意し、点検等の保守に努めなくてはなりません。

  •  製品の賃貸業者(家屋賃貸人等)は、賃借人の安全に配慮すべき立場にあることからも特にその保守が求められます。

(2)特定保守製品の点検等の保守の責務

特定保守製品に表示されている点検期間に点検を受けて下さい。所有者情報の提供(登録・変更)が行われている場合は、特定製造事業者等から点検通知があります。

  •  製品の賃貸業者(家屋賃貸人等)は、賃借人の安全に配慮すべき立場にあることからも特にその保守が求められます。

特定製造事業者等の点検の結果が不適合となった場合、整備・修理をして使用を続けるかどうかは所有者の判断となりますが、詳細は特定製造事業者等に相談して下さい。 また、法定点検期間終了後も継続して製品をご使用される場合は、こまめに点検を受けて下さい。

特定保守製品を購入するときは…

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    製品の引渡しの際に販売店等(特定保守製品取引事業者)から、長期使用安全点検制度について説明を受けます。
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    製品に同梱されている所有者票の「お客様記入欄」に必要事項を記入し、所有者票を郵送するなどして、所有者登録を行います。
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    点検期間が近づくと、特定製造事業者等から、点検通知が届きます。
    点検通知の内容を確認して、点検を依頼し、訪問の日時等を指定します。
     点検には料金がかかります
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    製品の点検を受けます。

こんな点にご注意ください!

【所有者情報の登録について】
  • 対象製品を賃貸住宅に設置する場合は、賃貸住宅の家主が、その製品の所有者となります。
  • 引越し等により、特定保守製品の所在場所が変わった場合や、製品の所有者が替わった場合などは、変更登録が必要です。
    変更方法などは、特定製造事業者など(製品本体に連絡先が記載されています)にお問合せ下さい。

【点検について】
  • 点検は有償となります。
  • 点検料金は適正な原価を著しく超えないように定めることとされています。 また、不適合部分などの整備が必要な場合は、別途、費用が発生する場合があります。 詳しくは、特定製造事業者などにご相談下さい。
  • 特定製造事業者などへ点検の依頼をする際は、点検の事前に「点検料金の目安」「整備部品の保有」の情報が提示されます。必ず確認してください。
  • 点検を行った場合は、点検結果に基づき、その後の取るべき対応(使用の継続、整備の必要性、使用中止等)についての情報を得ることができます。 なお、点検結果は点検時点の診断であり、継続的な安全を保証するものではありません。
詳しくは
経済産業省ウェブサイト
電気用品安全法 http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/index.htm
製品安全ガイド http://www.meti.go.jp/product_safety/index.html
一般社団法人 日本電機工業会ウェブサイト
家電製品の安全について http://www.jema-net.or.jp/Japanese/ha/productsafety/
浴室用電気乾燥機についての詳しい情報は
各メーカーのウェブサイト
東芝キヤリア(株) http://www.toshiba-carrier.co.jp/shoan/index_j.htm
パナソニックエコシステムズ(株) http://www.panasonic.co.jp/chouki/
日立グローバルライフソリューションズ(株) http://kadenfan.hitachi.co.jp/lng_tenken/index.html
マックス(株) http://wis.max-ltd.co.jp/dry-fan/shouanhou_top.html
三菱電機(株) http://www.mitsubishielectric.co.jp/tenken/