おさえておきたい
『換気の基礎知識』から
おすすめの換気方法をご紹介。
換気をしないとどうなるの?
室内の空気中にも目に見えない多くの汚染物質が含まれています。外気と比べると2〜5倍ほど汚れていることがあり、換気を行わないと室内に汚染物質が蓄積し、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
- ●二酸化炭素
- ●一酸化炭素
- ●細菌・ウイルス
- ●揮発性有機化合物(シックハウス症候群の原因)
- ●アレルゲン(ダニ、カビ、花粉)
自然換気はただ窓を開けるだけではなく、効果的に換気する必要があります。
誤った方法では
換気出来ていない場合がありますので
正しい方法を理解しておきましょう。
換気の回数や時間
窓を開けて換気をするときの時間は部屋の大きさにもよりますが、2時間に1回、5分程度、短い時間でこまめに行うことが推奨されています。
季節を問わず意外と汚れている
室内の空気…
正しく、効率的な換気を行うためには
換気の回数・時間が非常に重要です。
意外と知らない?
常時換気
(24時間換気システム)
24時間換気システムとは、その名の通り1日中建物内の換気が常時行われるように設計された仕組みのことです。
最近の住宅は気密性の高い住宅が多く、空気が家の中にこもってしまうとシックハウス症候群になってしまう危険性もあります。このシックハウス対策として、家の中の空気が循環するように計画的な換気を行ってくれるのが24時間換気システムなのです。
シックハウス対策として、2003年に建築基準法が改正されて以降、
住宅では換気設備による24時間換気が義務付けられました。
住宅で使用される24時間換気システムは、1時間ごとに部屋の空気の半分が入れ換わることを目安とし、
3種類の方法で換気が行われています。
給気(入口)と排気(出口)の
両方とも機械換気
- 建物の気密性によらず換気量の確保が確実にできる
- 給気量と排気量の調整で室内圧力を調整できる
給気(入口)のみ機械換気
- 室内の圧力を高めて周囲からの汚れた空気の流入を防げる
排気(出口)のみ機械換気
- 室内の空気圧力を外気よりも低くすることで汚れた空気を周りの部屋に漏らさず外へ排出できる。
(トイレ、浴室、キッチンなど)
外気と室内の空気の熱を交換しながら
効率よく換気をする
熱交換形換気扇
熱交換形換気扇は、外気と室内の空気の熱を交換しながら効率よく換気をするため、室内の温度が屋外の温度に影響されずに、1 年中快適な室温を保つことができます。
熱交換形換気扇のしくみ
熱交換とは、熱が温度の高いところから低いところへ移動する性質を利用して、暖かい熱エネルギーと冷たい熱エネルギーを入れ換えることです。熱交換形換気扇では「熱交換素子」という、複数の伝熱板で構成された「熱交換素子」を使って、換気をおこないながら熱を交換します。
メリット1
熱交換形換気扇なら、
室温を⼤きく変えずに換気ができる
冬であれば、暖められた室内の空気を利用して屋外からの冷たい空気を暖めます。熱交換形換気扇を使うことで、冷暖房効率の低下を防ぐことが可能です。
夏の暑い日に冷房をつけて涼んでいるときには、室内の冷えた空気を利用して屋外から入ってきた空気を冷やします。外気を室温に近づけてから取り込むことができるため、室温を上げずに換気が可能です。
熱交換形換気扇は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に適した換気システムです。通常の換気扇は、室内の空気を外に排出するだけでなく、外気を室内に取り込んで換気を行います。しかし、熱交換形換気扇は、排出する室内の空気と同時に外部から取り込む新鮮な空気の熱を交換しエネルギーを回収することができます。これにより、冷暖房のエネルギー消費を抑えることができるため、ZEHのエネルギー効率を向上させる役割を果たします。
メリット2
熱交換形換気扇なら
屋内外の騒音を
約20〜30%カット
換気口を通して外から入ってくる騒音や室内の生活音が気になることがあります。
特に、夜間や静かに過ごしたい時間帯にはこの音が気になることが多いです。
そんな時に役立つのが、熱交換形換気扇です。この換気扇は、約20〜30%の遮音性能を持っており、外部の騒音を効果的にカットし快適な環境を保つことができます。熱交換形換気扇を使用することで、騒音のストレスを軽減しながら、室内の空気の質を保つことができます。
メリット3
熱交換形換気扇での花粉対策
花粉症という社会問題を解決するため、政府も花粉症対策3本柱として発症等対策、発⽣源対策、⾶散対策を⾏っています。
花粉や⻩砂など窓を開けて換気するのが難しい季節に、窓を開けること無く新鮮な空気を取り入れることができる、有効な家電が熱交換形換気扇です。外気を取り込む際に給気フィルターを通って室内に空気を取り込むため、花粉なども室内に⼊りにくくなります。換気扇を常時運転することで新鮮な空気を取り込むことができ、室内の浄化の⼀助となります。
メリット4
熱交換形換気扇設置後の
冷暖房の消費電力を抑え
電気代の節約に繋がる
外気をそのまま取り入れる換気システムでは、冬の場合暖められた室内の空気を排出し、冷たい外気を給気します。そのため、室内の温度が下がり、空気の通り道ではひんやりと冷気を感じる場合があります。
また、室温が下がった分暖房が必要となるため、電気代が気になるという方もおられるのではないでしょうか。熱交換形換気扇のシステムは排気の暖められた空気に含まれる温度を、給気する冷たい空気に移すことで、室温と給気の温度差を少なくします。熱交換率が高いほど、省エネ効率が高くなる特長があります。
熱交換形換気扇を使って
快適な「室内環境づくり」
を実現!
いつでも快適、
トイレの換気
トイレは臭気を排出するために、換気回数(1時間あたり室内の空気が何回入れ替わるか)を
比較的多く取る必要があります。(居間、リビングなどに対しては10倍程度)
【トイレに合った換気設備】
・センサーで入室を感知して自動運転
・タイマーで自動OFF
などの運転方法に対応した換気扇商品がラインアップされております。
また、電気配線の工夫で『照明連動でON/OFF』や『タイマースイッチ』などとの組合せも可能です。
トイレの広さや、使用実態を把握して、適切な換気扇を設置することをおすすめします。
バスルームの換気
入浴後に換気機能でバスルームの湿気や水滴を乾燥させることで、カビを発生させにくくできます。
浴室全体をしっかり乾かすためには、入浴後数時間は換気を行うようにしましょう。
また、換気を行う際は、浴室のドアを閉めておくことも大切です。
ドアを開けっ放しにすると、余計な湿気が室内に入ってきてしまいます。
【バスルームに合った換気設備】
・遅延タイマー付タイプ
壁スイッチで「ON」にして運転開始後、4~5時間で自動停止し消し忘れを防止。
旅行などしばらく家を空ける時なども、安心して換気を行うことができます。
・乾燥機能付き換気扇
浴室のカビ防止に効果的な浴室乾燥機能や、梅雨時など屋外に洗濯物を干しにくい時期に便利な衣類乾燥機能、
寒い冬に暖房機能など、様々な用途で役立ちます。
バスルームのカビの発生を抑えるためには「入浴中よりも入浴後の換気が大切」です。
タイマー式の換気機能や浴室乾燥機能を上手に使いましょう。
適材適所、
室内・シーンに合った
換気扇を選んで
快適な暮らしを実現しましょう。
【応募期間】
2024年
10
月
28
日(月)10時 〜
2025年
1
月
13
日(月)24時
期間中、クイズとアンケートにお答えいだいた方を対象に
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※色はお選びいただけません。
※実際の商品とは異なる場合がございます。 ※予告なく商品の内容が変更される場合がございますのでご了承ください。 ※応募期間の締切後に厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。当選者の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。また、ご応募いただいた方の個人情報(氏名・性別・年齢・住所)は厳重に管理し、当選者の抽選、発表および関連するご連絡のみに利用します。一定期間保管の後、安全・適切に廃棄いたします。
尚、当選者の発表につきましては厳正なる抽選の結果、賞品の発送をもって代えさせていただきます。また、ご応募いただいた方の個人情報(氏名・性別・年齢・住所)は厳正に管理し、当選者への抽選、発表および関連するご連絡のみに利用します。一定期間保管の後、安全・適切に廃棄いたします。
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